おしえるゾウ
日の里西小学校校長 鈴木章(すずきあきら)さんもこどもだったゾ〜


今回は日の里西小学校の鈴木校長先生を取材しました。大勢でおしかけたにもかかわらず、終始楽しくお話してくださった鈴木校長先生。先生の、学校や子どもたちに対する熱い思いが、伝わってきました。

先生は何才ですか。
校長:52歳です。

● 先生はどこで生まれて、小学校はどこですか?
校長:愛知県の生まれ(岐阜県と愛知県の境目で山の中)。学校は、はぎの小学校

● 先生は、子どものころ、どういう顔でしたか?
校長:かわいい顔でした。丸っこくて小さい顔でした。
 
 ● 先生は、子どものころ、どういう遊びをしていましたか?はやっていた遊びも教えてください。
  放課後には、どんな遊びをしていましたか?

校長:山、川、田んぼ、畑でいつも遊んでいました。川では石を投げたり魚をつったり、山では自分で木を切ってちゃんばらごっこをしたり、田んぼや畑では、わらがしいてあったらその上でごろごろころがったり、どじょうやバッタを見つけたり、はちに追いかけられて逃げたこともあれば、ぜったいに退治してやると思ったこともあったり、そんなことばっかりしていました。今でも、木登りはとくいだし、かたい石でクルミをわって食べたり(ここで子ども達から「サルみたい」の声が)、そう、まさにサルみたいにキャッキャキャッキャ毎日遊んでいました。はやっていたのは、やっぱり“西部劇”に“ちゃんばら”。「宮本武蔵だぁー」「佐々木小次郎だぁ」「二刀流だぁー」なんてね。知らないだろうなー・・・「赤胴鈴之介?」知らないだろうな・・・「やられたぁー」とか言いながらたおれたりしてね。でもまたすぐおきあがってね。チャンチャンバラバラきりがないから“チャンバラ”なんだけどね。宿題は、帰ってきてご飯もたべたあとでやってたかな。

● 先生は、学校の給食ではなにがすきでしたか?きらいだったものはなんですか?
校長:なんでもたべます。でも、脱脂粉乳だけはいやいや飲んでました。

● 先生は、小学校のころ、とくいだった科目はなんですか?とくいだった種目も教えてください。
校長:1番は体育、2番は音楽、3番は算数。中でもとくいだったものは、マット、とびばこ、じきゅう走(マラソンみたいなの)、てつぼう

● 先生は、子どものころ、たくさん怒られていましたか?
校長:たくさんは怒られてないけれど、今でも忘れないのは「魚はどこで冬をこしますか?」という質問をされて「山の穴の中ですごす」と答えたら先生の話を聞いていなかったんだなと。「歯をくいしばれー」と言われて往復ビンタをされました。「運動場10回まわれ」とか言われてそれからは先生の話はよく聞こうと思いましたね。
 
先生は、お母さんのお手伝いをしていましたか?
校長:しょっちゅうやっていましたよ。田舎には牛の世話や田んぼのせわがありますからね。
“我が父の汗に学び 我が母の汗に学ぶ 吾汗して働く”お父さんお母さんの汗して働いているところに学んで、これから見習って一生懸命働かなくてはと大人になってから思いましたからこの言葉を何かにつけて書くようになりました。だから、お母さんのお手伝いは毎日しました。わらを切るのを手伝ったり、雨戸の開け閉めをしたり、牛の世話とか、風呂焚き(ふーふー風を送って火をおこす)をしたり、田植えをしたり、遊んでるか、はたらいてるかだったね。勉強はあんまりしていなかったかな。
 
先生の子どものころの、ひみつのおもちゃはなんですか?まだ、もっていますか?
校長:輪ゴムのてっぽうとか、自分で木を切ったりけずったりして作ったちゃんばら用の刀とかですねー。今は残ってないですね。
 
先生の子どものころの夢はなんですか?
校長:身近に鉄道がなかったものですから、鉄道員の釜焚き(当時は蒸気機関車でした)、そして運転手になりたかったです。ここのようにすぐそこに鉄道が走ってるというわけではなかったので、日曜に自転車で出かけて行って、ただぼけーっと一日ながめて帰ってきたり・・・今思えば遠くへ行けるという思いがあったんでしょう。最初から、先生になりたかったわけではありませんでした。
先生は、子どものころどんな本をよみましたか?いんしょうにのこっている本はなんですか?
校長:けっこうたくさんの本を読みましたが、推理小説なんかが特に好きで、江戸川乱歩の本を多く読みました。中でも、5年生のころに読んだ“ヨットに乗った殺人者”というのが大変面白いストーリーで、カミナリがなったりしても押入れにかくれるようにして読みつづけたりしてました。読みごたえのある本が好きで中学のころまで、くり返し読んでいました。
 
先生は、字がきれいでしたか?せいせきはよかったですか?
校長:字はへたくそでした。せいせきは、まあわりとよかったです。しまったと思ったのは、家庭科で3をとった時と、わりと得意だった中学か高校の美術で3だった時の2度です。
 
先生は、どうして先生になったんですか?先生は、どうして校長先生になったんですか? 
  校長先生以外の先生になったことがありますか?

校長:自分が望んだからといって校長先生になれるわけではなくて、試験を受けたり、面接を受けたりしてなるんですが、先生方が本当に一生懸命にやれる、子ども達が毎日楽しく学校にこれるような学校作りができたらナ・・・と思って試験を受けました。
愛知県の母校の近くの小学校ではじめて先生になってから9年間、1、2年生も3、4年生も、5、6年生も受けもってその後、九州へ来ました。ずっと小学校の先生で、どちらかというと高学年を受けもつことが多かったです。教務主任の先生もしたし、教頭先生もしました。
鉄道員の夢から先生になろうとかわったのは、中学高校のころいい先生にめぐまれて、子どもの心を考えるこういう仕事もあるんだ、と思ったことからこの道もいいなと思いました。
 
先生になってよかったと思ったできごとがあればおしえてください。
校長:まず、子どもが勉強がわかるようになって、おもしろく、意欲的に取り組めるようになった時。次に、苦しい時悲しい時に、悩みを相談しあったり考えたり指導したりしてその子が乗り越えた時。最後に、卒業にかかわる時。“ああよかったな”と思います。

先生は、いつぐらいからすきな人ができましたか?
校長:初恋は、中学の時でくつ箱に誰にも見つからないように手紙をいれました。

先生は、テレビを見ますか?なにを見ますか?
校長:ニュースが多いです。ニュースステーションが1番好き。後はスポーツですね。野球もですが、テニスの方がすきです。
 
ぼくたちが勉強している時は、なにをしているんですか?
校長:学校全体のいろいろな仕事をしています。外に行って話し合いをしたり、外の方をお招きして話したり、学校の中を1日1回はできるだけまわるように心がけています。
教室の様子を見たり、ガラスが割れたりゴミが散らかっていたりしないか、など環境のことも含めて見てますし、直接子ども達に接する先生達を支えていけるようにしてます。
 
先生は、絵がすきですか?先生は、なにがすきですか?趣味はなんですか?
校長:絵はすきです。水彩画が得意で好きです。あとは、登山、テニス、写真、スケッチなどです。
登山は、グループで行ったり、一人で行ったり・・・穂高、北アルプス、富士など夏山に登ります。一人で新立山、城山、許斐山などに登ることも・・・

先生の、とくいなスポーツはなんですか?好きなスポーツはなんですか?
校長:テニスが得意でずっと軟式をやっていました。家族でやることも・・・スポーツはわりとなんでも好きです。

先生のすきな食べ物はなんですか?きらいなものはなんですか?
校長:今もなんでも食べます。カレーも好きです。生のカキだけは一度あたったことがあるので食べられません。
 
先生は、どんな歌がすきですか?
校長:演歌で、細川たかし、吉幾三など男性歌手の歌が好きです。

先生のそんけいしている人はだれですか?
校長:お父さんとお母さんです。お父さんは、30年間自転車で山道を雪の日も雨の日も寒い日も暑い日も休まずに郵便配達をしていましたし、お母さんは、誰よりも早く起きてご飯を作り、田んぼや畑ではたらいて、牛の世話もしていました。そうして、先生たち6人兄弟を育ててくれたので、先生が1番そんけいしているのは、“お父さん”“お母さん”です。


先生は、子どもがすきですか?
校長:大好きです。

先生は、何で遠足に行かないんですか?
校長:行きました。なぜか一番前、先頭を・・・
 
お昼休みに、ぼくたちと遊んでくれますか?
校長:もちろんです。いつも同じ子ども達というわけには行きませんが時間のゆるすかぎり遊びたいと思っています。校長室というものは、校長の仕事をするところであり、外部の方との応対の場所であるし、ひとつの教育の場である。そう考えていますから、用事のあるとき以外は「子ども達、どうぞ入ってきていいですよ」と言っています。

ぼくたちは、宗像子ども劇場にはいっていますが、先生は、知っていますか?6月には、むんちゃんカーニバルが、メイトムであります。ぜひきてください。
校長:粕屋の方にいたのでそこのことは知っています。人も知っていますし、各地にあることも知っています。宗像にもあるんですね。メイトムも、最近知りましたし時間がゆるせばぜひ行きたいと思います。日にちがわかれば知らせて下さい。
 

子どもたちに一番のぞむことはなんですか?
校長:日の里西小学校の子どもたちにのぞむことは、せっかくこの日の里西小学校で一緒になったのだから、日の里西小の仲間になったのだから、仲良くしてほしい。それは、困ったことがあれば助け合ってほしい、いいことがあれば認め合ってほしい、苦しかったり悲しかったりしたらなぐさめあったりしてほしいということです。そうやって、勉強したり生活したりしてほしい。むずかしい言葉ですが、ともにいきる“共生”、よろこびも悲しみも分かち合ってほしい、かんたんに言えば“仲良く”ということです。
けんかもあってあたりまえ、だけど、それを乗りこえてまた仲良くなってほしい。暴力ではなく、さいごは話し合いでけりをつけてほしい。暴力ではけっしてかたづかない。
本当の意味での平和というのはむずかしいけれど、これからの時代に必要な事だと思います。仲良くです!

 
先生のロッカーのコアラはなんだったのでしょうか?
校長:17日の歓迎遠足の前にあった歓迎集会の校長先生のお話で、コアラのコラ君を使って腹話術をやったんですが、みんな大爆笑でした。で、最後に「校長室でコラ君も待ってるから会いにきてもいいですよ」と付け加えたので、「コラ君いますか?」と言って来るんですよ。外部の方も来られるので、ロッカーに入れてて子ども達が来たら遊んでやるんです。

『校長先生、今度絶対ぼくたちとあそんでね!』

取材は、日の里西小取材班(子ども劇場のこどもたち)でした。
  こすも(小3)、えりん(小3)、ゆきこ(小2)、あつし(小3)、たく(小4)


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